自動車保険(任意保険)を評価・比較・検討するブログ

主に自動車保険(任意保険)のことを書いています。保険の選び方から内容まで、可能な限りガイドしていくつもりです。また、Wordpressサイトの作成日誌にもなっています。

自動車保険(任意保険)はやっぱり必要だ(不運なケースを想定して、考えてみる)

 けいたです。
 今日は、自動車保険(任意保険)について、書いてきます。

今回は、「結局自動車保険(任意保険)は必要だ」ということを、事例を交えて説明します。

1 追突事故は誰でも当事者になる

 交通事故とひとくちに言っても、いろいろなものがあります。
車同士の事故、歩行者との事故、自転車との事故と、当事者によってもいろいろな事故があります。
また、事故態様でも、出会いがしらの事故、信号無視の事故、追突事故と、様々なものがあります。
 運転技量が高くなれば、自分が事故を起こす可能性は低くなります。
また、相手の動きもわかってくるため、事故に巻き込まれる可能性も、低くなります。
 とはいえ、誰でも当事者になってしまうのが、交通事故というものです。

2 交通事故の具体例で考えてみる

   自分の運転の技量がどれだけ高くても、事故当事者となることがあります。
 世の中には、「少しおかしな」運転者が多くいるためです。

(1) 例えば、仮免許を取り立てで、同伴者ありで初めて公道に出た運転者はどうでしょうか。
私だったら、後ろを走ることに、少し恐怖感を覚えます。
いつもより、車間距離は広めに取ると思います。
教習用の車を見た場合には、多くの方は、同じように対応しているのではないでしょうか。

(2) 逆に、ピカピカのゴールド免許、無事故無違反のドライバーはどうでしょうか。
一見、このようなドライバーであれば、近くを走っていても恐怖はないように感じるかもしれません。
ただし、このゴールド免許、実は免許を取ってから1回も運転していないから取得したものでした(!)。
 いわゆるペーパードライバー、身分証明書代わりに運転免許証を持っているパターンです。
こちらは、教習中のドライバーよりタチが悪いです。
運転をしなさすぎて、下手したら交通ルールや標識の見方を忘れているかもしれません。
また、初心者マークなしで運転されたら、その技量を外から知る方法がありません。

(3) 他に、飲酒運転のドライバーもいます。
飲酒運転は言語道断であることは、当たりです。
とはいえ、飲酒運転が撲滅されていないこともまた、事実です。
そのようなドライバーの近くを走る可能性は、ゼロではないのです。

 いかがでしょうか。
このような運転者の近くを走っていて、想定の範囲を超えた走行をされたら、避けようがないと思われます。

3 自分が悪くなくても、事故当事者になると大変

(1) 事故に遭ってしまったら、とにかく大変です。
自分が悪くなくても、まずは警察を呼ばねばなりません。
車の損傷具合を確かめなければなりません。
自分の怪我や、同乗者の怪我を確かめなければなりません。
時間通りに目的地に着くことは、非常に困難となります。
待ち合わせをしている場合は、先方に事情を説明しなければなりません。
後続の車両にも迷惑がかかります。
車線規制となり、渋滞を起こしてしまう可能性が高いです。
これが首都高等のスーパーな幹線道路だとしたら、考えただけでゾッとします。

(2) このような事故の時、相手も自分も自賠責保険にしか入っていなかったら、悲劇的な状況となります。
専門的なアドバイスを受けることが、容易ではないためです。
まず予定される大きな出費は、病院代でしょう。負担者は加害者となりますが、加害者に手持ちのお金がなかったら、どうすればいよいでしょうか。
病院は、普通、後払いの対応にはしてくれません。自分が負担したとして、加害者からきちんと回収できるでしょうか。
 その後も、車の修理代、慰謝料などなど、すべての交渉は自分達でしなければなりません。
相手が真摯に対応してくれればいいですが、タチの悪い人だったらどうなるでしょうか。

4 やはり、任意保険は必要だ

   このように、最悪の事態を考えればキリがありません。
とはいえ、被害者は、加害者を選ぶことができません
最悪のことを想定して、その対処を考えておくべきです。
 上で書いたように、不運にも事故当事者となった場合でも、適切に任意保険に入っていれば、相当の負担を軽減できます。
相手が任意保険に入っていなくても、自分の保険に適切なオプションをつけておけば、治療費の支払いを得られます。
また、示談代行や弁護士費用特約があれば、交渉を任せることができます。
 結局、任意保険に入ることは、強力なお守りとなります。
この詳しい内容は、今後改めて書くつもりです。

 とはいえ、保険のことは説明量が多くなって大変です。
次回以降は、問題を切り分けながら少しずつ書いていきたいと考えています。